すらっとした姿勢。姿勢が良いととっても若々しく見えますが、姿勢が悪いと老けて見えるんですよね。そこで今回はどうしたら美しい姿勢が保てるかをご紹介します。ポイントは姿勢を維持する筋肉群のストレッチ&筋トレです♪
姿勢が悪いと老けて見える・・・
丸まった背中、うつむき加減の前傾姿勢、なんとなく軸がなく頼りなさげ・・・そんな姿勢だと、残念ながらとても老けて見えます。30代前半の方でも老けて見えるし、逆に姿勢がいいと、50代の方でも若々しく見えるんですよね。みなさんも改めて考えてみると、思い当たりませんか?
姿勢が悪くなると、歩く姿も乱れるので効率的に筋肉が使えず、まずます悪いスパイラルに突入。足を引きずって歩くような感じだったり、小幅が狭くなっていたり、はつらつと早歩きできなくなっていったりと、悪いことだらけ。
でも、美しい姿勢を手に入れることができれば、アッと言う前に“若さ”が手に入ります。
姿勢が悪くなる原因は? どうすればいいの?
姿勢が悪くなる原因のひとつに、筋力低下が挙げられます。若いときもそうだったと思いますが姿勢が悪いと「姿勢が悪いよ、背筋を伸ばしなさい」なんて親や親戚から注意を受けた経験は誰しもあるのではないでしょうか。注意されたときは、背筋を伸ばし、自分なりに良い姿勢をとってみる。でもすぐにまたもとの悪い姿勢に戻ってしまう・・・なんていう繰り返し。
美しい姿勢をとるためには、2つの注意点があります。
ひとつは、美しい姿勢の作り方を知るコト、
ふたつめに、姿勢を維持する筋力を鍛えるコト、です。
美しい姿勢の作り方、これを知らないと大損です。
私自身、書道を習っていたことが功をなしたのか、幼少期から姿勢はとてもいいと言われて成長してきました。ところが、体のことを学ぶ過程で、私の姿勢の作り方は間違っていたのです。
見た目的には背筋が伸びて、良き姿勢に見えていたのですが、それはまやかし。実際は、背筋は伸びているけども反り腰になっていました。
これに気が付いたときは正直、小学校の体育の授業で、正しい立ち方、歩き方を教えてよ~と嘆きました。正しい立ち方、歩き方をしていれば、足の形やお尻の形も崩れず良いバランスで育つことができたはずなのです。
気が付いたときのはアラフォー直前でしたが、それでも正しい姿勢、歩き方を意識してからは、体つきが変わってきました。せめて青春時代に気が付いていればもっと良い恋ができたかも・・・というのはさておきw、
人生これから、第二の青春をいきいきと過ごすためにも今からでも十分に修正すれば大きな意味があります。
「美しい姿勢の作り方レシピ」
即、鏡の前で実戦しよう!
①足を揃えて立ち、足裏、親指の下、小指の下、かかとの3点を意識して床を踏みます
②股関節、膝頭、つま先は正面に向けます。足を揃えて立つのが辛い方は、こぶしひとつ分、足と足の間を開けてもOK
③背筋を伸ばして、頭のてっぺんは上に伸びていくようなイメージ、足裏は床を踏みしめます
④アゴを軽く引き、おへそは背骨に近づけて骨盤を立て、胸を張ります
⑤ここで、両肩を前から回して、すとんと肩を下します。このとき、肩甲骨の一番下の骨(下角)が下に伸びていくようなイメージをすると、肩が降りやすいです
よい感じになってきましたね♪
さらにチェック。耳の穴、肩、腰骨、膝、くるぶしの5箇所が、一直線上にくるように微調整します。
どうですか? 正しい姿勢をとると、かなりきつくありませんか? 慣れないうちは、意識的に正しく立つだけでも、一苦労です。でもこの姿勢が自然にとれるようになると、体の筋力がバランスよくとれてきた証拠にもなります。
美しい姿勢には、姿勢を維持する筋肉群を鍛えて、柔軟性をアップすることがキモ!
姿勢を保つための姿勢維持筋を鍛えて、柔軟性をアップし、バランスを整えることがポイントです。今回は柔軟性を高めるストレッチを紹介しましょう。
背骨を伸ばすストレッチ①
背骨を意識して体を真横に倒すストレッチ②
背骨をねじるストレッチ③
腸腰筋を伸ばすストレッチ④
大胸筋のストレッチ⑤
①~⑤を日々のすきま時間にやるだけでも、硬くなった背中まわりの筋肉がほぐれて、正しい姿勢がとりやすくなるはずです。
美しい姿勢を楽々とキープするためのエクササイズは、またちょこふぃっとの動画でも紹介する予定です! お楽しみに。